プロジェクターの5つの選び方|プロジェクションマッピング用も解説 

「大画面で共有したいけど液晶モニターの移動は大変…」「会議室が空いてないけどミーティングできる?」このようなお悩みをお持ちでしょうか。

そんなときは、プロジェクターが1台あれば、スクリーンがない場所でもオフィスの空間を有効活用して、柱や壁などに投写することで大画面での打ち合わせがすぐに可能になりますよ。

今回は、ビジネスで使うおすすめのプロジェクターの選び方や、プロジェクションマッピングでの活用方法について説明します。

プロジェクターの選び方|ビジネス用と家庭用の違いってあるの?  

プロジェクターを選ぶ場合、主に「ビジネス用」「家庭用ホームプロジェクター」の2種類がありますが、どのような違いがあるのかわかりづらいですよね。2つの違いについて説明します。

ビジネスプロジェクターとは  

会議室での資料投影、ホール・講堂など大空間での投写、プレゼン用途からイベント演出など幅広い用途で使用されるビジネスプロジェクター。

設置方法は、据え置きタイプと天吊りタイプがありますが、使用する場所の広さを考慮したプロジェクターの選び方が重要です。天井に吊るすタイプなら会議やプレゼンテーションのたびにプロジェクターを設置する手間がありません。

持ち運びに便利な軽量設計の製品もあるので、社外に持ち運んで使用するなら、運びやすさも重視すると後悔が少ないですよ。

家庭用プロジェクターとの違い  

家庭用でプロジェクターを使用する場合、「家族で大画面で映画やゲームを楽しみたい」という方がほとんどです。

使用する人数も多くても10名までなので、映像の画質やコントラスト比(大きいほど好みの色合いに選択できる)を重視したプロジェクターの選び方をする人が多いです。

ビジネスプロジェクターは、ホームプロジェクターと比較して輝度が高く、室内で照明をつけたままでも明るい映像を投写できる特徴があります。画質は重視されないので、文書やグラフなど資料の投写が問題なくできる程度です。

プロジェクターの選び方|目的に合う商品を選ぶ5つのポイント  

ビジネスプロジェクターを選ぶさいにチェックするべき5つのポイントを紹介します。

使用場所の広さで選ぶ 

会議室やホールなど広い場所で使用するプロジェクターの選び方は、大画面投影ができる製品を選ぶのがポイントです。

50人〜100人規模を収容する会議室なら、100インチ前後の製品が推奨サイズです。100人以上を収容するホールや講堂なら120インチ以上の製品を選ぶと、端にいる人までスライドの確認ができるので安心ですよ。

明るさで選ぶ 

プロジェクターの明るさはルーメン(輝度)という単位を使って表記されますが、ビジネスプロジェクター用に選ぶなら「3000ルーメン」以上のものを選べば明るい会議室でも使用可能ですよ。

ルーメンの数値が高いほど明るく表示できるので、大会議室や講堂など広い場所で使用するなら5000ルーメン以上の明るさが適しています。

解像度で選ぶ 

解像度とは、画像を構成する光の点がどれくらい多いかを示すもので、数値が大きいほど高解像度とされ、画像をキレイにくっきり映し出すことができます。

ビジネスプロジェクターは、図や文字の静止画を投影することがほとんどなので、解像度はそこまで高いものは必要ありません。720×420p程度でも十分使用できますが、プロモーションビデオなどの動画を再生する可能性がある場合は、1920×1080のフルHDモデル以上の製品を選ぶのがおすすめです。

コントラスト比で選ぶ  

コントラスト比は、明暗部の明るさを表すもので、コントラスト比が高いほど明るい部分と暗い部分がはっきりと再現されます。「1000:1」のように表され、映像美にこだわるなら、コントラスト比がより高い製品を選ぶのもプロジェクターの選び方の一つです。

コントラスト比が低すぎても文字が潰れてしまうので、静止画を投影するビジネスでの使用なら5000:1程度の製品が適しています。

接続方法もチェック 

ビジネス用に使用するプロジェクターの選び方においては、接続方法も重視しましょう。

接続ケーブルはHDMIを使用するものがほとんどですが、Wi-FiやBluetoothに対応している製品なら、PCからワイヤレスでデータを送ることができます。ケーブルが邪魔にならないうえに、複数人が交代で発表するシーンでも発表者のPCへ簡単につなぎかえることができますよ。

【参考:J-STAGE「無線LAN搭載プロジェクターを用いたワイヤレスプレゼンテーションシステム」

プロジェクションマッピングに活用するならレンタルもおすすめ  

プロジェクターをプロジェクションマッピングにご利用でしょうか?そんなときはレンタルがおすすめですよ。

プロジェクションマッピングで必要な機材  

プロジェクションマッピングにおいて、PCは作品制作と再生にあたってまず必須となる機材です。プロジェクターほど選び方にこだわる必要はありませんが、映像制作や投影を安定して行うために、クリエイター向けのCPUやメモリを搭載した製品の使用がおすすめです。

プロジェクションマッピングにはプロジェクターも必要です。1万〜3万ルーメン前後の明るさがあると、大空間でのイベントやコンサート会場などあらゆるシーンで活躍できますよ。

ソフトウェアが必要になる場合も  

作品制作によっては、プロジェクションマッピング用ソフトの準備が必要になります。専用ソフトを使用することで、複数の映像を管理しながらスムーズな投影を行うことができますよ。

一般的に英語表記のソフトがほとんどですが、アップル社から出ているアプリや日本語に対応しているソフトもあるので、より高品質な映像を制作したい方はウェブサイトなどをチェックしてみてくださいね。

弊社でレンタルできるプロジェクター 

弊社「横山電工株式会社」のメディア映像事業部「going46」では、プロジェクターのレンタルも取り扱いしております。プロジェクターをレンタルすることで、「選び方で困ることがない」というメリットもありますよ。

イベントやレンタルステージ等の用途に対応できる4K解像度3万センタールーメンの高性能プロジェクターなら、制作意図に沿ったクオリティーの高い映像演出を提供可能です。

まとめ

ビジネスプロジェクターの選び方やプロジェクションマッピングでのプロジェクターの活用方法について紹介しました。

PCやスマートフォンに保存したデータを大画面に投影できるビジネスプロジェクターは、プレゼンや講演には欠かせません。本記事で紹介したように、プロジェクターの選択肢は利用する場所やシーンによって大きく変わってきます。

明るさ優先、画質優先など、会社にとって使い勝手の良いプロジェクター選びをしていきましょう!

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