プロジェクションマッピングを業者に依頼するメリットとは?費用相場や賢い選び方

プロジェクションマッピングを自社で取り入れてみたいと思いませんか?インパクトのある光の演出で見る人の心を掴むことができます。最近では集客目的で積極的に導入している企業も増えていますよね。でも、残念ながら、おいそれとは簡単に作成できるものではありません。

やはりプロジェクションマッピングは、専門の業者に依頼することをおすすめします。コストはかかるものの、大きなメリットがありますよ。今回は、プロジェクションマッピングを依頼する費用相場や、業者選びのポイントをご紹介したいと思います。

プロジェクションマッピングを業者に依頼する3つのメリット

プロジェクションマッピングの制作を業者に依頼すると、次のような3つのメリットがあります。外注することで、自社のコア業務に注力することができます。

専門知識や高い技術がなくても大丈夫

プロジェクションマッピングの技術は年々進歩しています。イベント企画会社では、映像に特化したクリエイティブ部門と、投影の技術に長けたチームが一緒になって作業をおこなっています。

もちろん、素人でもパソコンや専用ソフト、プロジェクターがあれば小規模なプロジェクションマッピングを作成することができます。専門チームの知識や技術にはかないません。

自社で作成する場合は、人材育成や機材調達などにかかる手間やコストも考慮してみましょう。

予算やスケジュールに合わせて作成してもらえる

プロジェクションマッピングを手掛ける業者には、作成に必要なノウハウをもっているだけでなく、設備や機材も充実しています。大きな野外での会場をはじめ、屋内のちいさなスペースを使用したどんなイベントにも対応できます。

こちらの予算や納期のスケジュールにあわせて、無駄なくスムーズに作業をおこなってもらうことができますよ。

企画から相談にのってくれることもある

プロジェクションマッピングを活用してどんなことができるのか、具体的にイメージがつかない人もいるかもしれません。そのさいは、実績の多い制作業者に相談してみるとよいでしょう。イベントの趣旨や目的を伝えると、どんなものに投影したらよいか、また、効果が期待できる会場の選定など、さまざまな企画・提案をしてもらうことができます。

プロジェクションマッピングを依頼するさいの費用相場は?

プロジェクションマッピングを依頼するさいにかかる費用をみてみましょう。イベントの規模によって費用も大きく異なります。

屋外でおこなう大規模イベントの場合

まず、ビルや駅など屋外でおこなう大規模なプロジェクションマッピングには、300万円〜1,000万円が費用相場です。

たとえば、1012年におこなわれた東京駅プロジェクションマッピングでは、駅中央幅120m、高さ30mの壁面に投影されました。このとき、高性能のプロジェクターが46台も使用されました。費用には、機材のレンタル料金や設置費用なども含まれます。

屋内で中規模でおこなう場合

中規模のプロジェクションマッピングは、屋内の壁や水族館の水槽、レストラン、結婚式の会場、自動車などに投影されることが多いです。費用相場は150万円〜500万円程度です。

また、プロジェクションマッピングは投影するスタッフのマッピングオペレーション費用も発生します。イベントの開催が短期なのか、常設なのかによっても費用は変動するのです。

人体の一部や小物に投影する場合

小規模のプロジェクションマッピングであれば、40万円〜200万円が費用相場です。テーブルの上や、インテリア、服などですね。ただし、費用の基準は投影面積だけではなく、投影時間や映像素材の難易度によっても異なります。

とくに表面が凸凹しているものに投影したり、変則的な動きを投影したい場合など、制作に時間がかかる場合は費用も高くなります。

プロジェクションマッピングはどこに依頼する?業者選びのポイント

プロジェクションマッピングを依頼するさいは、業者の選び方が大切です。決して安くはありませんので、失敗しないように賢く選びましょう。

イベントのイメージと合っているか

プロジェクションマッピング制作会社には、得意分野や独自の強みがあることが多いです。結果的に納期の短縮や予算を抑えることにつながる可能性もありますよ。イベントの内容や目的にあったイメージにするためにも、業者の実績や事例をよく確認してみましょう。

企画から納品までワンストップか

プロジェクションマッピングの業務は多岐にわたります。企画を決定するには現地の調査や法規定に触れないか確認作業も必要です。企画をはじめ、コンテンツ制作から機材の選定、オペレーションなど、さまざまな専門の部門が自社内にあると、すべての業務を一貫して任せることができますよ。

まとめ

プロジェクションマッピングを個人で、あるいは自社でおこなうことも不可能ではありません。しかし、映像の製作技術や、機材の調達、オペレーションなど、さまざまな業務が必要なので、かえって時間やコストがかかってしまうことも。専門の業者に依頼すれば、企画の段階から相談できたり、予算や納期にあわせて制作してもらえます。

制作にかかる費用は規模によって異なります。プロジェクションマッピングを業者に依頼するさいは、イメージにあうような実績が多いかどうか、また、すべての業務をワンストップで任せられるかどうかがポイントです。

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